おやこカフェほっこり村さんでの茶話会

奈良県葛城市に「おやこカフェ ほっこり村」という、ほっこりするカフェがあります。
周りには田んぼが広がっているのどか~な地域で、
お友達の家のリビングでまったり寛いでいるような、
そんな感覚になる、素敵な場所。

そこで出迎えてくれるのは店主の真理子さん。
優しく包み込んでくれる、柔らか~い雰囲気が魅力的です。

そんなほっこり村さんで、茶話会を企画して頂きました。

集ってくださったのは6名の方たち。
2時間で、5~6名くらいまでのお話会は、私はとても好きなんです。

少し早い目に到着して、真理子さんと軽~く打ち合わせ。
どんな感じで進めるのがいいかな?

何となくの流れだけ決めて、後は集った皆さんの雰囲気とか、流れに合わせて。
皆さんには、始まる前に、どんなことを聞きたいか?をメモに書いてもらいました。

こういう場って、本当に不思議と、その時に必要な人同士が集うようになっていると思います。

みんなで、1人の人が抱えていることについて思いを寄せて、考えてみる。
思いや経験談や考えを聴き合う。伝え合う。

その場ですぐ答えが出なくても、心を傾け合うという時間を持つことが、大切だと思っています。

この日も、それぞれお子さんの困りごとや、子育てを通して悩まれているお父さん、お母さん達のお話を聴き合う時間となりました。

・子育てのゴールってどんなこと?
・自立ってどういうこと?

こういった会で、よく皆さんにお聞きする質問です。

何かで悩んでいる時、そもそも、何のための、誰の悩みなのか?

を明確にしておくことはとても大切ですが、1人で悩んでいるといつの間にか、目的が曖昧になって、課題が他のものにすり替わってしまったりします。

特に親子は距離が近く、我が子との境界線が曖昧なので、誰の何のためにどんな答えを探しているのか?が、ごちゃごちゃになってしまうことがよくあります。

誰かに聞いてもらうことで整理ができますし、複数の人の話を聞いてみることで、閉鎖的だった思考に新たな視点が加わって、情報を求めるアンテナの精度が上がります。

それぞれの方のプライベートな内容は控えますが、皆さんからの言葉で、

「自立とは、人に頼れて、自分で決められること」という表現で認識を共有することができました。

お昼ごはんは、橿原市今井町にある農家のオーベルジュ こもれびさんのお弁当と、真理子さんが具沢山のお味噌汁を作ってくれました。

お弁当は無農薬のお野菜を使って1品ずつ丁寧に作られていて、一粒残らず美味しく頂きました。

こもれびさんは、他にも明日香村で民泊をされています。
ホームページ「あすかで民泊」。とても素敵なのでぜひご覧ください。

午後は、大和高田市の親の会「ふらっと♭」さんの定例会にもお邪魔させてもらいました。

奈良県は親の会ネットワーク「DearDear(ディアディア)」というのがあるそうです。
そのお話はまた次の記事でまとめたいと思います。

ほっこり村の真理子さん、参加者の皆様、ほっこりな時間をありがとうございました。